帰りの JR 大阪駅。ホームに出る階段を上っていると前を 1m はあろうかという 『ドラえもん』 がゆっくりと進んでいく。子供へのおみやげなのか、女性が巨大なぬいぐるみをかかえて階段を上っているところだった。ぬいぐるみなので重量はさほどでもないと思われるが、なにせ巨大なためとても運びづらそうだ。前に抱いたり肩の上にかついだりしながら必死に階段を上っていく。その女性は隣の車両に乗り込んだが、ドア越しに見てみると網棚に載せようとそこでも必死になっている。結局は載せるのをあきらめて 『ドラえもん』 を席に座らせ、自分はつり革につかまって大きなため息をついていた。”彼女” はとても苦労しているのに、そんな時も 『ドラえもん』 はニコニコしたままなのであった。