かなり 『以前の雑感』 に書いた洋服屋さんで飼われているシーズー犬は、かなり老犬になったものの今でも店の中で飼われている。今朝、前を通りかかると店の娘さんが散歩をさせているところだった。すでに自力では歩けないようで、お腹の下に布を当て、その両端にヒモを付けて娘さんが上から引っ張り上げていた。後ろ足はまったく動かず、前足だけで体を支えている。しかし、それを決して見ても哀れな気持ちにはならず、むしろ微笑ましくさえ思えた。少しでも手がかかるようになると、まるで ”物” のようにペットを捨てる人がいるご時世にあって、どんなに手がかかろうと、体が不自由になろうと、やさしく見守ってくれる人に飼われた犬は幸せだろうと思う。雑感にも書いたように、働き者の犬だったのだから、心優しい飼主のそばで、余生をゆっくりと過ごしてもらいたいものである。