散歩の帰り道、どういう加減なのかシャックリが出始めた。すぐに治まると思っていたのだが、間隔が短くなり、激しさも増してくる。歩いている途中で体がビクッとして口から 「ヒョッ!」 という音がもれるので、通勤、通学で通行人の多い道を歩くときは必死に息を止めていた。帰宅してからも止まらず、横隔膜 (おうかくまく) が痛くなってきたが、そこでタバコが吸いたくなってきた。過去の経験から煙がノドを通過中にシャックリが出ると、ゲホゲホとむせ返ってしまうことを知っているので吸い込むタイミングは、おのずと慎重にならざるを得ない。その際の呼吸法が功を奏したのか、タバコを吸い終わるころにはシャックリが止まった。何が幸いするか分からないものである。