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  • 真性雑感 第十四版

    真性雑感 ~目次~

    ■ 男と女

    男とか女などは乱暴な呼び方なのだろうか。

    ニュースでも被害にあった人は男性、女性と言い、容疑者は男、女と言うケースが圧倒的だ。

    「昨夜 10時ごろ、道路を横断中の男性が車にはねられ・・・」
    「逃走したのは 30代の男で・・・」

    「女性の絞殺死体が発見され・・・」
    「警察は知り合いの女に任意同行をもとめ・・・」

    などなど、あたかも男性や女性が、男や女の丁寧語であるかのようだ。

    テレビでの会話や一般の会話でも
    「男(女)って・・・」
    ではなく、
    「男の人(女の人)って・・・」、「男性(女性)って・・・」、「男子(女子)って・・・」
    などと言うのが普通となっている。

    同性のことを話す時に自嘲気味、自虐気味に
    「男なんて」
    とか
    「男ってやつは」
    などと言うことはあっても、異性のことを話す時に
    「女って・・・」
    と始めると、あとに続くのは悪口であるかのような錯覚を覚える。

    本来、男とか女などというのは単に性別を表すものであって、男性を男と呼ぶのは田中さんを田中と呼び捨てにしているのとは違うはずだ。

    それなのに、乱暴な呼び方に聞こえてしまうのは少しずつ言葉の使われ方が変化し、それに慣れてしまっているからなのだろうか。

    ■ 竜巻とみられる

    昨日も神奈川県厚木市で空高く渦巻く姿を動画撮影されたものを
    「竜巻とみられる突風」
    とニュースで伝えていたが、屋根などを吹き飛ばすほどの勢いがある空気が渦を巻いた自然現象を竜巻でなければ何だというのか。

    テレビ局側としては気象庁が竜巻と断定していない以上は、まだ竜巻と断言できないのだから竜巻とみられると表現しているのだと言うだろう。

    しかし、1994年のオウム真理教による犯行だった松本サリン事件で、実際には被害者の一人にすぎない河野義行氏を犯人と決めつけるような新聞の予測記事を堂々と伝えたのもテレビのニュース番組だ。

    出来事・事件・事故などを取材し、事実のみを伝えるのが報道であるはずなのに、実際には事実をありのまま伝えるのではなく、報道各社の主観を組み入れたり、自己または組織の政治的なイデオロギーを優先的に反映させたりする、とても公平とは言いがたい意図的な編集が行われているではないか。

    とても報道とは呼べないような芸能人のゴシップ記事を本人への確認どころか、事実関係の確認すらしないままに垂れ流しているのも同じ報道という名の下で活動している集団である。

    そこまで好き勝手にやるくせに、誰がどう見ても竜巻にしか見えないものを
    「竜巻とみられる突風」
    と弱腰にしか伝えられない神経が理解できない。

    ■ ・・・と言う。

    特にテレ朝系の番組に顕著なのだが、ニュース番組のナレーションが
    「・・・という。」
    で終わることが異様に多い。

    例えば
    「・・・被害額は数千万円に達するという。」
    「・・・容疑者は北の方向に走って逃げたという。」
    などなどだが、最後を
    「・・・という。」
    で結ぶと、
    「・・・だったらしい。」
    「・・・のようだ。」
    などのように、その内容に責任を持っていないのと同じではないのか。

    きちんと取材をした結果を伝えるのであれば、
    「・・・被害額は数千万円に達するという。」
    ではなく
    「・・・被害額は数千万円に達する。」
    だろうし、
    「・・・容疑者は北の方向に走って逃げた。」
    だろう。

    「・・・という」
    には、
    「犯人らしき男が北に向かって走っていったらしいよ」
    「目撃者がそう言っているだけで実際には分かんないけどさ」
    「別の人に聞いたら違うこというかもしれないし」
    というような責任回避をしたい意志が混じっているように聞こえてしまう。

    ■ テロップで使われる漢字

    ニュース番組で使われる漢字が減ってきた。

    今日は『きょう』、明後日は『あさって』など平仮名表記が多い。

    それらは限りなく当て字に近く、正確な漢字の読みではないからだろう。

    今日の場合、今(きょ)日(う)でも今(き)日(よう)でもなく、本来であれば読めるはずのない漢字が当てられている。

    だとすれば数年前から二十歳を『はたち』と読むことをやめ、ニュースでも
    「にじっさい」
    と言うようになったのだから今日も
    「こんにち」
    と言うようにすればよさそうなものだが、逆に漢字を捨てて平仮名にした。

    今夜(こんや)は今(こん)夜(や)で正当な読みだが、今朝(けさ)は今(け)朝(さ)と、真っ当な読み方ではないので平仮名が使われる。

    それはそれで良いのかもしれないが、日本的な情緒というか風情が損なわれていくような気がしてならない。

    そして、それに反比例するように誰にも読めない当て字を使って我が子を名付ける親が増えている現状を憂いたりするのは、ますますオッサン化が進んでしまった証拠なのだろうか。

  • 真性雑感 第十三版

    真性雑感 ~目次~

    例によってまた何も思いつかぬままこの文書を書き始めている。

    数か月に一度あることだが、事前に書きたいと思っていることもなく、パソコンの前に座っても何も思いつかず、ただ時間だけが過ぎていく状態だ。

    こんな時は何も考えずに書き始めると途中で何かを思いついたり話題が見つかったりするのだが、今日という今日は本当に頭のなかが真っ白で、今この時点でも何も思いついていない。

    ならば時事ネタでも・・・と思ってみても、今週はずっとイスラム国による日本人の人質問題で明け暮れていたのでそれを避けて通る訳にはいかないだろう。

    すでに殺害されてしまった湯川氏とそのご家族には心よりお悔やみ申し上げるが、心のどこかに釈然としないものがあるのも事実だ。

    海外では湯川さんの死に対する扱いの小ささに対して疑問視する声が上がっているようだが、それは日本のマスコミの取材能力の低さもあり、単なる軍事オタクが民間軍事会社を設立し、武装の真似事をして SNSやブログで自慢し、非合法のルートで現地入りしたということしか伝わってこないからに違いない。

    そんな情報しかなければ自業自得だと言われても仕方ないだろうし、身代金の価値はないと罵倒されるのも分かるような気がするが、実際には単なるオタクではなく彼が設立した民間軍事会社には複数の自民党関係者が顧問として名前を連ねているらしいし、その活動はシリアに医薬品を運んだり、その他の生活物資を運んでいたという。

    そういう報道が一切なく、表面的なことしか伝えないものだから少なからずあるであろう哀悼の声もほとんど伝わってこない。

    それとは対照的に後藤氏に対する報道は美談が多く、まだ生存が確認されていることもあって救出を願い、我がこととしてメッセージを発している。

    しかし湯川氏を無視して良いものかという疑問と同じくらいの大きさで、そんな美談ばかり並べ立て、多くの日本人が発する後藤氏を助けたいという切実な思いを感動すら覚えるような伝え方ばかりして良いのかという疑問が頭をもたげる。

    拉致された単なる軍事オタクを誰の許可も得ずに勝手に救出しに行って拘束されてしまった間抜けな奴とは誰も言わないし、そういう報道は一切ない。

    もし湯浅氏がアホなことをして拉致された単なる軍事オタクであるならば、持っている情報を政府や国に提供せず、組織だって動いているテロリスト集団のイスラム国に単身で乗り込んで救出に向かった後藤氏だって単なる常識知らずな無鉄砲な奴ということになるだろう。

    なのに、なぜ、どうして後藤氏だけが美談の主、ヒーローとして扱われ、湯川氏が無視され黙殺されなければならないのか。

    勝手なことをした二人のために莫大な税金が使われているのは同じだろう。

    この件があまりにも大騒ぎになっているため、菓子につまようじを混入させたり万引きしたりした動画を配信し、逃亡劇まで繰り広げた馬鹿の存在が完全に薄まってしまった。

    本人は世間に騒がれること、注目されることを目的の一部としていたので、放置状態になってしまったのはとても残念なことだろうと思われるが、その彼がとても哀れなのは、外部と遮断され、自由の効かない身となった今、自分が世間から忘れ去られているという事実すら知らないであろうという点だ。

    その直前に世間を賑わしていたのは 68歳の筧(かけひ)容疑者が犯人とされる青酸化合物による連続殺人事件だが、ここにきて青酸化合物はカプセルに入れて飲ませたなどという供述を始めたらしい。

    あれだけマスコミに取り上げられ、各社からインタビューを受けていた筧容疑者も、今はすっかり影を潜め、新聞に数行、テレビニュースで数秒しか扱われていない事実を知らないだろう。

    逆に世間の注目が自分から大きく離れたことを安堵しているのは、覚せい剤取締法違反罪などで有罪が確定した CHAGE and ASKAの飛鳥涼氏だと思われる。

    ASKA氏に覚せい剤を売った暴力団員が逮捕されたりと、最近になっても多少の動きはあるものの、新聞、テレビの扱いは極めて小さい。

    取り巻く報道関係者も激減したことだろうから、ゆっくり心と身体を休め、しっかりと薬抜きしたらどうだろう。

    ・・・などと、とりとめのないことをつらつらと書いてきたが、やはり何も思いつかない時は頭の中も整理できず、まとまりのないことを書きなぐってしまっただけのように思わないでもない。

    が、それはいつものことだったりする。

  • 真性雑感 第十二版

    真性雑感 ~目次~

    ■ マスコミ

    安部首相が推進する経済対策であるアベノミクス、日銀の黒田総裁が実施した異次元緩和である黒田バズーカ、その両者によってもたらされた株価上昇のアベクロ相場など、これほど経済用語が世間を賑わせた年もめずらしい。

    景気とは文字通り 『気』 が重要なのであり、なんとなく上向き思考になるのが好景気、下向き、内向きになるのが不景気で、今は間違いなく好景気の循環に入ったとされていた夏の初めの頃、マスコミは給料が上がったとビヤガーデンに繰り出し、すこし高めのものを食べている会社員の取材をしていた。

    百貨店売上高も前年同月比で何パーセントアップしたとか、外食産業も上向いて高価格帯のものが動き始めているとも伝えていた。

    そして、街ゆく人のインタビューでも給料が上がったので良い物であれば価格は気にしないとか、少し高くても美味しいものであれば手にとってしまうなど、田舎は恩恵に預かれていないが、都会では本当に景気が上向き始めたと思ったものだ。

    4月に実施された消費税率引き上げによる消費の落ち込みも限定的で、5月には回復傾向になったため 1989年の消費税 3%導入、1997年の 5%への引き上げと比較して反動減は小幅なのではないかと報道されていた。

    その際もスーパーや小売店へのインタビューでは売上が回復してきたと喜んでいる店員や店主の姿を放送し、アベノミクス効果が消費増税のダメージを払拭したと結んでいたはずだ。

    衆院解散・総選挙によってアベノミクスの成否が問われる今、報道各社は伝える内容をがらりと変えた。

    最近になってニュース番組で流される内容は、結果的に給料が上がらず物価だけが上昇するため生活は苦しくなったという消費者のインタビューばかりだ。

    あれだけ好景気だと世間をあおっておきながら、手のひらを返したように報道内容を 180度変えて平然と伝えているマスコミには腹立たしさすら覚える。

    好景気になってきたと伝えていた夏の初め、その時だって給料が上がらない会社員はいただろうが、そんな話しやインタビューを聞いた試しがない。

    景気を実感できない今も、夏の初めのように給料が上がってクリスマスや年末年始を楽しみにしている会社員はいるに違いないが、そういう内容は一切伝わって来ず、それぞれ逆の立場の意見を拾わないのがマスコミらしい。

    取材した結果を伝えるのではなく、伝えたい内容に沿って取材するのがマスコミの常套手段。

    つまり、いろいろと取材した結果、今は好景気なのだとか、消費増税の反動は小さかったという結論に至ったのではなく、最初から結論ありきで取材し、その結論を裏付け、その結論に信憑性を持たせるための声を拾い集めてくる。

    だからニュース番組など信用できないのである。

    ■ 記者会見の手話

    誤解を恐れずに言うが、記者会見の手話は必要なのか。

    総理大臣や幹事長、時の大臣が記者会見する会場には壇の左端に手話をする人が必ずいて、そのやり取りを通訳しているが、あれは本当に必要なのだろうか。

    単なるお飾りならば経費の無駄、税金の無駄だと思う。

    もちろん、手話を必要とする人がいるならば絶対的に通訳すべきだと思うが、ニュース番組、あの会場での必要性はまったく感じられない。

    総理や大臣が壇上に進み、一礼するまでの一瞬だけテレビに映ることがあるが、いざ会見が始まったあとは一切テレビ画面に映ることはなく、耳の不自由な人がテレビを見ていたとしても何の役にも立っていないのが実際だ。

    会見場に耳の不自由な人がいて一問一答の内容を知る必要があるとも考えにくく、耳の不自由な記者が手話通訳を介して質問しているところも見たことがない。

    手話通訳の人は、いったい誰に向かって手話をし、誰のために通訳しているのだろう。

    やっている本人は虚しくないのだろうか。

    あの手話をやめたところで誰が困るのだろう。

    きっと、その筋の団体から鬼のようなクレームが来るのが嫌なだけに違いない。

    ■ 年末年始の海外旅行

    今回の年末年始はカレンダーの並びがよく、有給休暇の使い方によって 9連休になるとかで、海外で年越する人の数は過去 2番目の多さらしい。

    びっくりするくらい円が値下がりし、海外で 8,000円で買えていたものが 12,000円もするようになってしまったというのに、それでも旅行に行くということは先の話題に戻って日本はやはり好景気になったのだろうかと思ってしまう。

    食事にしても 1,000円で済んでいたランチが 1,500円、5,000円のディナーは 7,500円と、えらく割高になっているというのにである。

    おまけにイスラム国を名乗るテロリスト集団が世界的な広まりを見せ、いつどこで大規模なテロ行為が発生するのかも分からない中、標的にされやすい飛行機に乗って行こうというのだから、まさにチャレンジャーだ。

    エボラ出血熱も最近は話題にならなくなってきただけで決して感染が収まった訳ではなく、今現在も患者数は増え続けており、それによって亡くなる人も後を絶たない。

    これもマスコミの罪だが、いわゆるニュースバリュー、つまり報道価値が高いものが優先されて読者、視聴者の興味が高いものばかり報道するため客観的事実が見えづらくなってしまう。

    発行部数や視聴率が大事なのは理解できるが、本当に価値のある内容を伝えてもらわなければ困る。

    エボラ出血熱は収まるどころか世界に拡散している事実、世界情勢が過去にないほど不安定になっていること、それでも海外に行くなら自己責任という意識を徹底すべきであることを伝えるべきだ。

    そして、今回も年明けの 4日になって帰国し、次の日から休みボケのまま仕事をするタフなのかアホなのか分からない会社員が山ほどいるのだろう。

  • 真性雑感 第十一版

    真性雑感 ~目次~

    ■ オペレーティング・システム

    つくづくマイクロソフトには愛想を尽かしてしまう。

    先週の月曜に納品されたパソコンは Windwos 8.1 なのだが、それまでの Windows とがらっと雰囲気が変わってしまったので、以前までできていた操作も簡単にはできずにいる。

    画面左下のスタートボタンをクリックすることで様々な機能やソフトウェアを起動することができたのに、クリックするとタブレット操作画面になってしまう。

    それもマウスで操作可能なのだが、過去のものとは明らかに違うので戸惑いを覚える。

    そして、スマホやタブレットと違ってパソコンの場合は設定項目が多いのは分かるが、それぞれがあまりにも分かりづらい。

    もっと直感的に操作でき、もっと設定を簡単にすべきだろう。

    こんなことをやっているからパソコン離れがおこり、タブレットにシェアを奪われるのである。

    そもそも OS がバージョンアップするたびに買わせるとは何事かっ。

    Apple の iOS だって Google の Android だって 7 から 8、3 から 4 になっても新しく購入させることなくアップグレードできるではないか。

    使う側が望みもしないバージョンアップを繰り返し、古くなった OS のサポートを打ち切って半強制的に新しいものを買わせるなど、まるで悪徳商法だ。

    そんなことばかりやっているから他社に圧倒的なシェアを奪われて、タブレットやスマホでの存在感が薄くなってしまうのである。

    ■ 火山噴火

    戦後最悪の火山災害をもたらした御嶽山での行方不明者の捜索が打ち切られた。

    自衛隊、消防、警察ともよく頑張ってくれたと思う。

    まだ行方不明な人の家族は複雑な思いだろうが、生死をかけてまで捜索せよとは言えないだろうし、今までも危険極まりない現場で文字通り必死になって捜索してくれたのだから、これ以上の無理はさせない方が良い。

    日本人だから、日本の組織だからこそ、ここまでやってくれたのだと思う。

    これがあっちの国だったりそっちの国だったりした場合、ここまで徹底した捜索などしてくれなかったに違いないし、これほど丁寧に遺体を下山させてくれなかったと思われる。

    なにせ捜査が面倒だからと事故車両を地中深くに埋めてしまったり、家族の涙の訴えを無視するばかりか執拗な訴えに対しては逆上したりするお国柄だ。

    日本は治安も良く、もし何かあっても警察が事件を解決してくれるだろうし、海や山で何かがあってもきっと助けに来てくれるだろうし、最悪の場合でも遺体を家族のもとに届けてくれる。

    危機感に乏しく避難の呼びかけが遅れたりする自治体も中にはあるが、それだってマスコミが糾弾するので改善されることが多い。

    自治体や政治が何をしようと報道規制したり言論統制して何もなかったことにしてしまう、どこぞの国とは大違いだ。

    ■ 危険ドラッグ

    脱法ハーブから危険ドラッグへと悪のイメージが強いように呼び名を変えても、販売する側も買う側も一向に減る気配がない。

    もっとインパクトの強い廃人薬とかにしたら良いだろうなどと思いつつ、ネーミングを変えただけではどうにもならないだろうとは思ったりしている。

    命を落とす危険性、他人に迷惑をかける危険性が高いと分かっていて、どうして手を出してしまうのか理解できない。

    危険ドラッグを吸引した運転手が車から引きずり出されるシーンを以前のニュース映像で見たが、体はグニャグニャで眼の焦点が合わず、よだれを垂らしながらヘラヘラと笑っていた。

    それは不気味というか情けないというか、平たく言えばもの凄く格好が悪く、決して親兄弟、友達どころかちょっとした知り合い程度にすら見せたくはない姿だ。

    そうなってしまう、いや、そうなる確率の高いものをどうして吸引したいのか。

    痴態、醜態をさらしたくない、そんな姿を見せる勇気のない自分には理解できない。

    そして、意識障害、嘔吐、痙攣、呼吸困難などを引き起こす確率も高いと分かっていてなぜ吸引するのかという点においても理解不能だ。

    気持ちが良くなったりするのであれば話しは分かるが、そうではなく悪い意味で体に変調をきたすことを覚悟してでも吸引したいのはドMだからなのだろうか。

    ■ 温暖化

    近年になって北海道の海でブリが水揚げされるようになったとテレビが伝え、その漁が活況であるとのことだったが、そんなことに喜んではいられない。

    かつては捕れなかった海産物が捕れ、農産物が育つなど温暖化とそれによる海水温の上昇以外に考えられないではないか。

    今年もあちらこちらで大雨による災害が発生した。

    過去最高の雨量という言葉をここ何年も繰り返し聞いている。

    4日の雑感に書いたように大気も海水も無限には存在せず、宇宙から見るとほんのわずかな量でしかないのだから、汚すのも温めるのも簡単な事だ。

    中国を始めとする途上国は、温暖化の責任は過去に無茶をした先進国にあると主張し、二酸化炭素の排出量を減らそうとしないが、過去には二酸化炭素の排出によって地球が温暖化するなど知らなかったのだから仕方ないだろう。

    それが分かった今、排出量を制限するのは地球に住む者の責務ではないか。

    勝手なことを言って汚い空気を偏西風に乗せて日本に飛ばしてばかりいないで、もっと環境のことを考えていただきたいものである。

  • 真性雑感 第十版

    真性雑感 ~目次~

    ■ 台風

    いつもの通り、北海道には大きな影響を与えないまま台風は過ぎ去った。

    北海道の場合は台風の直撃を受ける可能性は極めて低いが、大阪に住んでいた頃は台風が接近すると普段は使っていないシャッター式の雨戸を閉めたりしたものだ。

    そして、いつになったら再接近するのか気になってニュース番組ばかり見たり、各地で発生している被害状況を気にしたりしていた。

    その時の感覚が残っているのか、滅多に上陸しない北海道に住んでいる今も台風情報が気になってニュース番組に目が釘付けになったりする。

    若いころは社会情勢にも日々の事件や事故にも興味がなく、新聞を読まないどころかニュース番組すら見ることはなかった。

    そもそも昼間はパチンコ、夜はマージャン、夜中になると車で走り回るのに忙しく、新聞を読んだりニュースを見る時間がなかったのも事実だ。

    したがって、滅多に来ない台風が原型をとどめたまま北海道に上陸するかも知れないなどという情報を得られるはずもなく、突然の豪雨と暴風に驚くなどということも珍しくなかった。

    夜から翌朝までゲームセンターやらボウリング場やらを併設しているレジャービル内で過ごし、帰宅途中に町の街路樹や公園の木々が根こそぎ倒れているのを見て何が起こったのか理解できず、悪友とこの世の終わり、世紀末が訪れたのではないかと本気で心配したこともある。

    よもや台風が接近しているなどと思わず車で遠出をし、海岸線沿いの道を走っていると海の波が道路にまで打ち寄せて引き波に車ごと持って行かれそうになって慌てたり、土砂崩れで道路が寸断されていて引き返さざるを得なくなったりと、世の中では当たり前の情報を知らぬがために無謀な行動をしていたものだ。

    先日も台風関連のニュース番組を見ていて、帰宅困難になっている若者や、せっかくのお洒落着なのにずぶ濡れになっている若い女性が映っているのを見ながら、
    「どうして台風が来てるの分かってて出かけるんだか」
    などと文句を言っていたが、彼ら、彼女らも若い頃の自分と同じで時事関係には興味がなく、台風が接近していることすら知らなかったのかもしれない。

    ■ 脱法ハーブと集団的自衛権

    ここのところ脱法ハーブを吸って車を運転し、大きな事故を引き起こすという案件が続いている。

    どのニュース番組、コメンテーターの話しを聞いても法で取り締まるのは難しい、禁止薬物の種類を増やしても対象外の合成麻薬がすぐに作られるので追いつかないという意見ばかりだ。

    政府自民党と公明党はろくに国民の意見を聞かぬまま、集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定をしてしまった。

    なぜ脱法ハーブと集団的自衛権を同じテーブルに乗せたかというと、一方は画一的に法の定義に当てはめられて運用されているのに対し、一方はとても曖昧で幅が広すぎるからだ。

    集団的自衛権を容認するためであれば、たとえ憲法で定められていることであっても解釈を変更することができるというのは実に曖昧で、文章のニュアンスを様々に解釈すればどのようにでも受け取れてしまうことになる。

    だとすれば、脱法ハーブに関わる薬事法だったり禁止薬物に関しても成分や化学式、薬名など関係なく、気分が落ち込んだり高揚したりする可能性のある薬物、幻覚及び幻聴を引き起こす可能性のある薬物、依存性の高い薬物はすべて医師免許、あるいは薬剤師資格を持たないものが処方、販売することを禁ずるというように、曖昧な表現にして拡大解釈できるようにしておけば良いだろう。

    それで医療行為などに問題が出るようであれば、それはそのときに修正すれば良い話であるし、万が一にも医者や薬剤師が法に抵触してしまうことがあっても起訴しなければ良いだけのことではないか。

    とにかく憲法、法律というものが解釈を変えて運用することが可能であることが集団的自衛権関連で明確になったのだから、もっと現実に則したところで知恵を使って頂きたいものである。

    ■ STAP細胞

    ついに小保方ユニットリーダーが自ら STAP細胞の存在を証明する作業に入った。

    以前から何度も書いているように、STAP細胞が存在するか否かだけが重要だ。

    もし小保方氏が作製に成功すれば、その細かな過程、レシピを完璧に資料化し、関連特許などの海外流出を避けつつ世界に発表すれば良い。

    一連の騒ぎから三カ月が経過した。

    この段階になってやっと小保方氏の手による検証が実現したのはどういうことか。

    マスコミや世間が自らの手で証明せよと訴えなければ、今回の措置はなされなかったものと思われ、理研がそこまでかたくなな態度を示すのはどういう訳なのだろう。

    この件を雑感で書き始めた頃と考えは変わっていない。

    ありもしないSTAP細胞を作れると世界中に発表して小保方氏に何の得があるのか。

    一瞬だけ名声を得てマスコミに騒がれ、世間の注目をあびることはできたとしても、論文が嘘であることは世界の科学者が検証すれば容易に分かってしまうだろう。

    果たしてそんな馬鹿げた嘘をつく必要があるのだろうか。

    世の中にそんなアホはいないと信じたいので、数カ月ののち、
    「STAP細胞はありましたぁ」
    と記者会見する小保方氏の姿を見ることができると信じたい。

  • 真性雑感 第九版

    真性雑感 ~目次~

    先週に続いて本当の意味での雑感になるが、内容も先週からの続きが多いのは、どうにも納得できないことが多いからだ。

    ■ STAP細胞

    まだ騒動が収まらないどころか泥沼の様相を呈してきた感が否めない本件だが、先週の雑感に書いたように、有りもしない STAP細胞を生み出したなどと大嘘をついても何も得するものがない以上、やはり小保方氏は作製できた、作製できるのだと信じたい。

    記者会見が開かれた当日の独り言にも書いたが、論文の正確性がどうのこうのというより、STAP細胞が存在するか否かが鍵だと思われるので、小保方氏が提出していない実験ノート、彼女の頭の中にあるレシピを頼りにどこかの施設で作製してもらえば良いのではないだろうか。

    そこで成功すれば論文を取り下げず、追加の完璧な論文を発表すれば良いことだと思われるので、マスコミが小保方氏のプライバシーや過去まで掘り下げて人格を否定するような報道など全くの不必要だし内容に価値などない。

    どんなに変わり者であろうと、たとえいい加減な性格であろうと、本当に STAP細胞を作製できるのかだけが重要であって彼女がどんな人物であろうと何ら関係がないだろう。

    今、一番注視すべきは彼女の粗探しではなく、技術の流出、国益だ。

    このままマスコミの総攻撃に遭い、理研からも否定され、居場所を失った彼女を韓国や中国の企業が救い、そこで STAP細胞の作製技術が確立され、それにまつわるすべての関連技術、関連特許を抑えられでもしたら一大事になる。

    ここは慎重に、論点を論文が正確かどうかということや、彼女がどんな人物かなどいう低次元なことから STAP細胞の存在の有無に絞り込むべきだろう。

    くだらない争いや低俗な興味より国益を優先せよ。

    ■ 消費増税後

    3月 31日と比較して 4月 1日の客足が鈍いという実に当たり前なことを伝えるバカなマスコミのことを書いた先週からの続きになるが、同じような報道は今でも続いており、百貨店の売り上げ上が前年同月比で 20%も落ち込んだとか、テレビの売り上げ台数が前年比で 30%も落ち込んだとか大騒ぎしている。

    年度末、新年度と言えば異動の時期であり、新しく社会人になったり大学生になったりした人、人事異動で転勤する人が新生活を始める。

    だいたいは 3月中に引越してしまうだろうが、新生活を開始して初めて必要になったり気づいたりすることもあって 4月になってからも一定の消費があるのが例年だろうが、今年は消費税が引き上げになる前にすべて買い揃えた人が多いだろうから 4月の消費が落ち込むのは当然だ。

    また、3月中にあれだけ長期保存可能な食料品や日用品を買い漁ったのだから 4月の消費が落ち込むのも当然だし、家電だってあれほど買ったのだから翌月も買うアホはいなくて当然だろう。

    3月のビールの出荷数は 30%以上の伸びで、今世紀最大とも言われてるのは増税前に買いだめをしてほしいという夫の切なる願いを妻が許可したためであろうから、4月になれば驚異的な下落を示すものと思われる。

    買いだめというのは、当分の間は購入する必要をなくす行為である訳だから在庫が切れるまでの数カ月は消費が落ち込み、販売店の売り上げが落ちるのは自然の流れであるにも関わらず、どうしてマスコミはヒステリックにギャーギャーと大騒ぎするのだろう。

    ほら消費が伸び悩んだ、ほら売り上げが落ちた、それ見たことか消費増税は失策だったと騒ぎ立てたいのか、消費者意識を誘導して本当に不景気にしたいのか、再度デフレ・スパイラルに戻したいのか。

    ■ TTP

    農家、畜産農家を守るのは分かる。

    国の自給率が下がることを良いとは思わない。

    しかし・・・、が、しかしである。

    コスト意識のない生産者が作る高いものをなぜ国民は買わなければならないのか。

    そもそも米や小麦、豆類などを主食としている国や地域は、それが最も安価に入手できるから主食となった訳であり、その主食たる米をなぜ、何ゆえに高価格帯のまま維持することを国の政策としなければならないのだろう。

    農家も保護されるのにすっかり慣れてしまい、経営の効率化、コスト削減などはまったく意識せず、一般の企業が目指す 『より安く、より高品質な商品をお届けする』 などというスローガンとはまったく無縁だ。

    そもそも販売価格のみで我々消費者が米を入手できている訳ではない。

    需給調整での米価格の高止まり、778%の関税による輸入米価格の高止まりなどによって消費者は 60キロ 9000円で買える米を 1万 5000円で購入させられている。

    さらに減反政策に参加する全農家への戸別所得補償で税金を投入したりしていることから、価格と税で二重の負担を負わされているのが現状だ。

    それで膨らんだ金額に対して 8%の消費税がかかる訳だから三重の負担と言っても過言ではないだろう。

    一気に市場開放せよとまでは言わないが、近隣農家が集まって共同経営して大規模化するなり、異業種企業の農業参入規制をもっと緩和して稲作も可能なようにするなりして、まずは国内の米を安価に生産できるようにしてはどうか。

    今でさえ美味しくて安心・安全な日本米は高価でもシンガポール、北京では飛ぶように売れているのだから、安価に作れるようになれば消費者層が拡大し、裕福層だけではなく一般消費者にまで需要は拡大するだろう。

    とにかく、現状維持のまま 50年、100年と続けられるはずがないのだから、子の代、孫の代になっても農業が続けられるようにするかどうかは現役農家の人の意識にかかっている。

    市場開放された時、国民が国産米に見向きもしなくなるようでは互いに不幸だ。

  • 真性雑感 第八版

    真性雑感 ~目次~

    ■ STAP細胞

    先々週に書いた雑感の続きのようになってしまうが、今週初めの 1日、理化学研究所の調査委員会は小保方氏単独による研究不正があったと発表したが、それが事実だとするならば自分の常識の範囲から完全にずれた次元に小保方氏が存在することになる。

    研究者であれば不正がバレバレの論文を発表すれば自分の地位を脅かすどころか失墜してしまうことは簡単に想像できるだろうし、世界の物笑いになることも、理化学研究所に迷惑をかけることも、日本の科学技術レベルが疑われることも、不正が簡単に見破られることも、STAP細胞が論文どおりには作り出せないことも容易に想像できるだろう。

    それなのに、あえて不正をし、嘘をつき、世間をだますことを人は簡単にするだろうか。

    決してそんなはずはないと自分は考えてしまうので、きっと STAP細胞は作り出せたのだろうし、論文も本人が主張しているように不鮮明な画像より綺麗な画像を使いたかったのかもしれないし、勘違いや手違いがあって論文に不備があるものの、その内容に間違いはないと信じたい。

    人は意味のないことなどするはずがないので、この世に存在するはずもない STAP細胞を作り出せたなどと荒唐無稽な話しを主張するはずもないと願っている。

    過去に何度も同様のことを考え、幾度と無く裏切られ、人は自分の思う常識とはかけ離れたことをすると思い知らされてはいるのだが・・・。

    ■ 消費増税前夜

    同じく週の初めのニュースは消費税率が引き上げられる直前に消費者が奔走する姿を映し出していた。

    そして翌日、マスコミは客足もまばらな店、ヒマそうなガソリンスタンドを取材し、客数が激減していて駆け込み需要の反動減が懸念されるなどとぬかす。

    前日にしこたま買い物をしたのだから次の日にも買い物に行く人は少ないだろうし、前日に満タンにした車に給油する人もいないのは当然のことなのに、それをもって反動減などと大げさに騒ぐマスコミはどうかしている。

    そもそも増税前の駆け込み需要もマスコミが 「いよいよ増税」、「来週から増税」、「明日から増税」 と煽動し、人々の焦燥感を増幅させた結果によるところが大きいのではないかと思う。

    大騒ぎして事を大きくし、あたかも消費者心理による行動であるかのように報道するなど正にマッチポンプの典型ではないだろうか。

    ■ 調査捕鯨

    日本の調査捕鯨は国際法に違反するとして、オランダの国際司法裁判は中止を命じた。

    そのニュースが駆け巡った時のマスコミの反応はお粗末極まるもので、鯨料理を出す店に行って 「商売が成り立たなくなる」 と言う経営者の窮状を伝えたり、店の客が 「もう食べられなくなる」 などと言うインタビューを流す始末だ。

    あくまでも調査捕鯨だと世界に向かって主張しているのに、国内では売ることができない、買うことができない、食べることができないなどと騒いでいる姿ばかり追うとは何ごとぞ。

    今の時代、メディアの流す映像や文章はあっという間に世界にネット経由で伝播することくらい誰にでも分かることだ。

    建前上は調査捕鯨と銘打って世界に理解を求めているのだから、それが禁止されたら学術的にどのような影響があるのかを問題視すべきであって、子供の頃から食べてきたものがなくなってしまうと嘆くオッサンの姿を映しだしてどうする。

    こんなことをしているのだから、世界からの批難を浴び、建前でしかない調査捕鯨を禁じられても仕方ないだろう。

    ■ 津波注意報

    以前までは津波注意報がでると、危険だと警告されているのにも関わらず海岸近くまで行って定点カメラに手を振る不届き者がいた。

    先日発生したチリ沖地震によって日本でも津波注意報が発令されたが、今回は各地の定点カメラに映し出される景色に不届き者の姿はない。

    津波がどれほど恐ろしいものか、どれほど速く駆け上がり、どれほどの勢いで地上の物を飲み込んでいくかを 3年前の東日本大震災で目の当たりにし、多くのことを学んだ影響か。

    さすがにあれだけの経験をした後では海に行って津波が来るのを見ようなどというアホはいなくなったようだが、いずれまた大災害のことは人々の記憶から消えるだろう。

    この恐ろしさ、この悲惨さを語り継がなければいけないとは思うが、それを風化させずに教訓とするのは難しいのかも知れない。

  • 真性雑感 第七版

    真性雑感 ~目次~

    ■ ソチオリンピック

    ソチオリンピックも折り返し地点で、これから後半戦に突入する。

    それにしても高梨沙羅選手が可哀想だ。

    メダルを取れなかったこともあるが、その要因は過剰なマスコミ取材、過剰な期待が彼女を押し潰してしまったのではないかという気がするからであり、少なからず自分も彼女ならやってくれるという根拠の無い期待を抱き、ワールドカップで手にしたメダルの色が金だろうと銀だろうと表情を変えずにインタビューに答える姿を見て、勝手にプレッシャーに強そうだとか精神力が強そうだとか、まだ子どもだから怖いもの知らずだとか思っていたことを反省せざるを得ない。

    日本人は、特にマスコミ関係者は、まだあどけなさが残る 17歳を相手にプレッシャーのかけ過ぎで、もう少し伸び伸びと、いつもの大会と変わらぬ状況を作ってやることはできなかったのか。

    ■ 東京都知事選

    後出しジャンケンみたいなので今さら言うのも気が引けるが、東京都知事選は舛添氏が圧勝するだろうという気がしていた。

    総理経験者とは言え、今さら小泉氏が細川護煕氏を担いだところで都民は笛吹けど踊らずといった感じだろうし、神輿に華々しさがないので担ぎ手も力が入らなかったことだろう。

    さらに、節電疲れ、電気料金値上げによる経済負担などから脱原発というスローガンは都民の耳に大きく響かなかったものと思われ、震災時の原発事故で今も苦しんでおられる方々や、子どもの健康被害に対して極度に神経質な親などを除けば論点の中心にはならなかったに違いない。

    ただし、自分は原発を廃止することには賛成だ。

    ■ 経常赤字

    前から何度も書いているが、梅雨がある日本で太陽光発電を進めるより地震大国、火山大国、温泉大国なのだから地熱発電が適していると思う。

    発電のためのエネルギー輸入で経常赤字国になったと言うが、今は様々な産業が海外生産を推し進めているのだから輸出するものを日本国内で生産していないし、日本には資源がないのだから今後も輸入が増える一方だと思われる。

    すでに国内には輸出するものがなく、今後も輸入すべきものが増える一方なのだから経常収支は赤字となり、その額は年々増加の一途をたどるのは間違いない。

    だとすれば地熱など自然エネルギー発電を推進してエネルギーの輸入を減らす努力をすべきなのに加え、最初は国営でも何でも良いからメタンハイドレートの掘削技術を一刻も早く確立して天然ガスを国内調達できるようにし、日本近海に埋蔵されている可能性が高いレアアースも掘削して国内自動車メーカー、精密機器・電機産業に対して優先的に販売してコスト削減を後押しするなりしてメーカーの国際競争力強化を図るべきだろう。

    掘削、生成の基礎技術が確立した段階で民営化し、天然ガスもレアアースも諸外国に高値で売りつけてやれば収支のバランスも調整しやすいだろうし、日本が資源国になることだって不可能ではない。

    ■ 大阪市長選

    また橋下徹大阪市長が物議を醸しているが、外野から見ているとなぜこのタイミングなのか不思議に思う。

    市議会で自分の思い通りに事が運ばなくなったからヒステリーを起こしているのであれば、それはあまりにも大人げない行動だし、もっと時間をかけて大阪府民や他の政党に大阪都構想の実現の必要性、そのメリットを説くことが必要なのではないだろうか。

    その努力もせずに民意を問うなどと言われても説得力がない。

    では、なぜこのタイミンだったのだろう。

    彼の良き理解者であり関西で絶大な人気を誇っていた、やしきたかじん氏が亡くなったことは北海道に住んでいながらも大きなショックを受けたし、とても残念でとても寂しく、そしてとても悲しい出来事だった。

    その悲しみが癒えぬ今、くれぐれも橋下氏にはやしきたかじんの名を出してほしくないし、選挙演説でやしきたかじんとの約束を持ちださないでほしい。

    もし、そんなことをしたら絶対に許すことはできない。

  • 真性雑感 第六版

    真性雑感 ~目次~

    この真性雑感と銘打つ時は、そう、ネタがない、思いつかない時である。

    今週は久々にプログラミングを再開し、途中までは順調に進んでいたものの、最後の最後で行き詰まり、どうにもこうにも正常動作してくれないという事態に陥っていたため、とっても疲れたし世間の出来事に関心を示したり何かを思ったりする余裕がなかった。

    そもそも、最近のニュースは好景気であることを伝える以外は実に腹立たしいことが多く、見ていて気分が悪いのでチャンネルを変えてしまうことが多い。

    韓国がアメリカでロビー活動を激化させ、バージニア州で公立学校の教科書に 『日本海』 と韓国の呼び方である 『東海(トンヘ)』 を併記するよう定める法案が委員会で可決されたり、アメリカの各所に従軍慰安婦碑を建立したりしていることや、中国政府が北京などに駐在する外国メディア記者を対象に抗日戦争記念館を案内し、旧日本軍の残虐行為を宣伝・強調するプレスツアーを実施したりしているのを知らされると、
    「中国も韓国もいいかげんにしなさいっ」

    とツッコミのひとつも入れたくなるし、以前の雑感に書いたように最近になるまで抱くことのなかった差別意識や偏見が心の中で肥大化してくるのを抑えることが難しい。

    竹島、尖閣問題にしても、有識者と呼ばれる人たちは対話こそ重要などと偉そうにぬかすが、海洋資源、海底資源までも含む領有権の争い、平たく言えば縄張り争いなのだから話し合って解決するはずがなかろう。

    だからと言って戦争で解決することなどできるはずもないのだから、ここは国際的な審問機関である国際司法裁判所に判断を委ねるのが妥当なのだろうが、韓国も中国も現時点において委ねる気などさらさらなく、世界中でロビー活動を展開し、各国を味方につける根回しから始めて将来的な裁判を有利に進めることを目指している。

    しかし、日本はどうもそういう外交が苦手だったり下手だったりするので、上述した教科書問題や慰安婦碑問題に関しても発覚するまで安穏としているばかりであり、事が起きてもうろたえるのが先に来て手も足も出ないという実に情けない国家だ。

    そんなこんなで苛立たしさや腹立たしさが増すばかりなので最近はニュースも見たくない。

    で、もっぱら海外ドラマを見たりスマホのゲームをしたりしながら過ごしているのだが、それというのも地上波のテレビ番組、ゲーム専用機のソフトがつまらなくなったからだ。

    この雑感や独り言に何度も書いているように、最近のテレビは本当に面白くなく、録画してまで見たいと思うドラマやバラエティー番組は極めて少ない。

    以前はアメリカに住む義兄に日本の番組を見せてやりたいということと、自分たちでも楽しんで見ていたこともあって週に何本もの番組を録画し、週末にそれを消化するのが大変だった。

    それが今では数えるほどしか録画しておらず、その内容も政治・経済に関わる番組や情報番組ばかりでバラエティー番組が 1-2本、ドラマの録画は無しといった内容で、去年ブレイクした 「倍返しだっ!」 の半沢直樹も 「じぇじぇじぇ~」 のあまちゃんすらも見ていない。

    その二本は別として最近の国内ドラマは医療モノと刑事モノで溢れているが、どれもこれも海外ドラマのマネ、悪く言えばパクリばかりでオリジナリティのカケラもないとネットの記事で読んだ。

    そんなことばかりやっているから益々業界は衰退し、企画力も構成力も失われていくに違いなく、以前の雑感に書いたようにテレビ局が単なる電波の配信屋さん化していくのが顕著になって行くのは避けられないだろう。

    ゲーム業界は業績の好調さにあぐらをかいているうちにスマホ業界に足をすくわれてしまった感が強く、よもやここまで急速にスマホが普及し、山のようにゲームが作られ、ゲーム専用機のソフトの 1/10くらいの価格で売られるとは思っていなかったに違いない。

    CDや DVD、BDメディアの莫大な容量を好き放題に使える専用機のゲームと異なり、スマホのゲームは実にコンパクトに小さなプログラムで動作する。

    そこには目を見張るようなコンピュータ・グラフィックスや映画さながらの動画はなく、単に面白く、アイデア勝負のコンセプトが詰まったゲームが数多くあり、低価格ながらも十分に楽しく、中には専用機を凌駕するような秀逸なゲームも存在する。

    しかも、その価格が 80円とか 120円、高くても 250円であり、中には驚くほど良く出来たゲームが無料配信されたりしてる状況にあっては、いくら専用機にしかない魅力を強調されてもスマホと変わらない価格でゲーム機本体を購入し、月額のパケット代に匹敵する価格の面白いか面白く無いか分からないソフトを何本も購入するユーザーは今後もますます減る一方だろう。

    以前まで世に出たゲーム機をすべて保有し、寝るのも忘れてゲームにのめり込んだ自分だが、もう 7-8年はゲーム機の電源すら入れていない。

    時代も生活も多様化し、テレビの前に長時間座っていたり、時間を忘れてゲームすることが少なくなったのは確かだが、テレビ業界、ゲーム業界が時代を読み違えたのも確かだろう。

    うかうかしていると、これから先 10年で時代はすっかり様変わりし、その変化について行けなくなったりするのではないかという若干の不安を自分でも感じつつ、今日のところはこれくらいで勘弁してやることにする。

  • 真性雑感 第五版

    真性雑感 ~目次~

    ■ プロ野球ペナントレース

    セ・リーグで応援している阪神タイガースはジャイアンツと首位争いをしているので実に楽しく、以前の雑感に書いた巨人はスタートダッシュの効果は持続しているものの、じわじわと追い上げられ、日替わりで阪神と首位争いをするなど夢にも思わなかったことだろう。

    3位以下を 8.5ゲーム差で引き離している(06/15現在)2強状態なので他球団のファンは面白くないだろうが、関西はきっと盛り上がっているものと予想され、シーズン開幕前の 3/27時点で優勝マジック 144を点灯させた尼崎中央商店街は大盛り上がりになっていることだろう。

    北海道に帰ってきてからというもの、すっかり阪神タイガースの情報量が減ってしまい、久しぶりに試合を見ると顔を見ただけでは誰なのか分からない選手も多くなってきた。

    逆に情報量が半端ではなく、これでもかというくらい溢れているため、とっても詳しくなってパ・リーグで応援する球団となった日本ハムはダントツの最下位だ。

    上にはオリックスの姿が見えるものの、ゲーム差は 3と大きく、神風でも吹かない限りクライマックス・シリーズに進むことすら危ぶまれる。

    あるテレビ番組で、応援している球団が弱い年でもプロ野球を楽しむ方法を阪神ファンに教わるという企画をやっていた。

    すっかり常勝集団となった阪神タイガースのファンにそんなことを聞くのも失礼というものだが、以前まではファンですら自嘲気味にダメ虎だの何だのと言いつつも、どんなに負けが込もうが連敗しようが熱狂的に応援し続けていた、そんな姿勢に学ぼうと企画されたものだと思われる。

    たぶん、それほど危機感が強いのだろう。

    4/20の雑感に書いたように、道産子は選手を野次ったり怒鳴ったりすることは稀だが飽きやすいという欠点があり、ペナントレースや試合、球団への興味が薄れてくると何も言わずに去っていく危険性が高い。

    そんな北海道民を日本ハムファイターズのファンに留めておくためにも必要な企画で、日ハム離れ、プロ野球離れが進むとテレビ局も高視聴率番組を失いかねず、ひいてはテレビ広告費の減少につながってしまうのでつなぎ止めに必死なのだろう。

    交流戦の場合、阪神 vs. 日ハムというカードが実現してしまい、そんな時はどちらを応援したら良いものか困ってしまうが、セ、パ両リーグに好きな球団があるというのはなかなか良いもので、どちらかが低迷していても一方の調子が良ければシーズンを楽しむことができる。

    今季は日本シリーズで阪神 vs. 日ハムは実現しないだろうが、いつかその日が来るのを楽しみにプロ野球を楽しもうと思う。

    ■ アベノリスク

    その経済効果がすっかり薄れてアベノミクスはアベノリスクになりつつある的な論調が増え、株価下落と円高基調を憂うマスコミばかりだが、株価の下落は日本株が安いうちに買い越していた海外の投資家が高値で売り抜けたのが要因だと思うし、外国人投資家が日本株を売って資金を比較的安全な資産である円買いに回すのだから円安も当然だろう。

    安倍政権が発足してまだ半年である。

    もう半年と言えなくもないが、この半年間で示したリーダーシップ、行動力は民主党など足元にも及ばないほど力強く迅速であり、過去の自民党政権にも類を見ない。

    他国のリーダーがやっているような、経済界の要人を引き連れての外交、製品や技術を紹介し、それらを売り込むトップセールスなど今まで見たことがなく、とても歯がゆい思いをしていたのだが、安倍首相は精力的に訪問団を構成して外交に努めている。

    本当にできるのかは別問題として、聖域なき構造改革、規制改革も次々に実行しようとしており、この規制緩和ではなく規制改革という呼称には今までにない意気込み、信念が感じられ、できるところまでやってみなはれというサントリー的精神で見守りたくなろうというものだ。

    それらの内容が盛り込まれた政策、いわゆるアベノミクスは株主のご機嫌取りでやっている訳ではない。

    即効性があれば文句はないのだろうが、そんなに良く効くカンフル剤、劇薬など存在するはずもなく、基礎体力を回復させた上で手術するなり治療するのが王道であり、それ以外の近道など存在しないのではないだろうか。

    したがって、本当にアベノミクスの効果が出始めるのに最低でも数カ月単位、年単位の時間がかかるだろう。

    前回の衆議院選挙で自民党を選んだのが正しかったのかは、数年後にならなければ答えが出ないだろうし、短期に利益を得ようとする投資家と呼べないようなトレーダーの行動で上下する株価や為替が、アベノミクスの成否を決定づけるものでは決してないのだけは確かだと思う。